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@JPN:『
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@JPN:金
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@JPN:は
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@JPN:殿
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@JPN:下
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@JPN:の
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@JPN:回
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@JPN:し
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@JPN:者
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@JPN:』
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@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

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@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:10112
@OFF:0x218
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:10113
@OFF:0x29a
@SPK:
@JPN:　俺は金持ちだ。
@ENG:

@IDX:10114
@OFF:0x2b8
@SPK:
@JPN:　絹屋王国の王子だからだ。
@ENG:

@IDX:10115
@OFF:0x2e0
@SPK:
@JPN:　国民たちは俺のことを殿下と呼ぶ。
@ENG:

@IDX:10116
@OFF:0x310
@SPK:
@JPN:　だが、そんなことを鼻にかけたりはしない。
@ENG:

@IDX:10117
@OFF:0x348
@SPK:
@JPN:　俺は、庶民の心を理解できる金持ちなのだから。
@ENG:

@IDX:10118
@OFF:0x384
@SPK:
@JPN:　（↑ムカツク）
@ENG:

@IDX:10119
@OFF:0x454
@SPK:
@JPN:　俺は今、ある病院でバイトしている。
@ENG:

@IDX:10120
@OFF:0x486
@SPK:
@JPN:　ここで働くことで庶民の気持ちを理解し、そして、　金持ちである俺の社会的責任を再確認するために。
@ENG:

@IDX:10121
@OFF:0x4ec
@SPK:
@JPN:　（↑ムカツク）
@ENG:

@IDX:10122
@OFF:0x621
@SPK:
@JPN:　ある日副院長室に呼び出された。
@ENG:

@IDX:10123
@OFF:0x64f
@SPK:
@JPN:　俺が事務局でバイトしていることが理事会で問題に　なったらしい。
@ENG:

@IDX:10124
@OFF:0x69d
@SPK:
@JPN:　なぜ問題なのかは俺には理解できなかった。
@ENG:

@IDX:10125
@OFF:0x6d5
@SPK:
@JPN:　まだ庶民の気持ちの勉強が足りないのだろうか？
@ENG:

@IDX:10126
@OFF:0x721
@SPK:
@JPN:　副院長の説明を聞くと、どうも俺を追い出したいと　思っている理事がいるようだ。
@ENG:

@IDX:10127
@OFF:0x77d
@SPK:
@JPN:　優しい副院長は代わりの仕事を用意してくれたが、　俺は返事を保留させてもらった。
@ENG:

@IDX:10128
@OFF:0x7eb
@SPK:
@JPN:　俺に刃向かおうとする奴がいるならば、それなりの　対応をしてやるべきだろう。
@ENG:

@IDX:10129
@OFF:0x845
@SPK:
@JPN:　それが王者としての運命（さだめ）。
@ENG:

@IDX:10130
@OFF:0x877
@SPK:
@JPN:　敵対者の片がつくまでは副院長の好意を受けるわけ　にはいかない。
@ENG:

@IDX:10131
@OFF:0x9e4
@SPK:
@JPN:　俺は鎌田志津江を呼び出した。
@ENG:

@IDX:10132
@OFF:0xa10
@SPK:
@JPN:　通称『ティンカーベルの志津江』。
@ENG:

@IDX:10133
@OFF:0xa40
@SPK:
@JPN:　俺の身辺警護および王国運営の指示のために、政府　が用意してくれた秘密連絡員だ。
@ENG:

@IDX:10134
@OFF:0xaac
@SPK:
@JPN:　志津江に、ある指令を与える。
@ENG:

@IDX:10135
@OFF:0xad8
@SPK:
@JPN:　俺にとってはなんなく実現可能なこと。
@ENG:

@IDX:10136
@OFF:0xb0c
@SPK:
@JPN:　敵……すなわち俺の解雇を企んだ理事にとっては、　想像だにしないこと。
@ENG:

@IDX:10137
@OFF:0xb60
@SPK:
@JPN:　コレが実行されれば、俺に敵対する理事は完膚なき　までに叩きのめされる。
@ENG:

@IDX:10138
@OFF:0xbb6
@SPK:
@JPN:　というより、俺に従わざるを得なくなる。
@ENG:

@IDX:10139
@OFF:0xbfa
@SPK:
@JPN:　溺れた犬は叩け。
@ENG:

@IDX:10140
@OFF:0xc1a
@SPK:
@JPN:　泣きっ面には蜂をけしかけろ。
@ENG:

@IDX:10141
@OFF:0xc46
@SPK:
@JPN:　弱り目には祟り目を与えてやれ。
@ENG:

@IDX:10142
@OFF:0xc74
@SPK:
@JPN:　ぬかに百万本の釘をさせ。
@ENG:

@IDX:10143
@OFF:0xc9c
@SPK:
@JPN:　石橋は再舗装してから渡れ。
@ENG:

@IDX:10144
@OFF:0xcc6
@SPK:
@JPN:　これが俺の座右の銘。
@ENG:

@IDX:10145
@OFF:0xcfe
@SPK:
@JPN:　貴種には貴種なりの義務というものがあるのだ。
@ENG:

@IDX:10146
@OFF:0xdf4
@SPK:
@JPN:　志津江から例の件が片づいたと連絡が入った。
@ENG:

@IDX:10147
@OFF:0xe2e
@SPK:
@JPN:　これで俺が拒否される理由はなくなったはずだ。
@ENG:

@IDX:10148
@OFF:0xf85
@SPK:
@JPN:　翌日、俺は朝一で副院長に会いに行った。
@ENG:

@IDX:10149
@OFF:0xfbb
@SPK:
@JPN:　彼女に、俺は辞める必要があるかと尋ねる。
@ENG:

@IDX:10150
@OFF:0xff3
@SPK:
@JPN:　彼女の返答はもちろん『ＮＯ』だ。
@ENG:

@IDX:10151
@OFF:0x1023
@SPK:
@JPN:　俺はこの病院で働き続けることができる。
@ENG:

@IDX:10152
@OFF:0x1112
@SPK:
@JPN:　当たり前だ。
@ENG:

@IDX:10153
@OFF:0x112e
@SPK:
@JPN:　もう俺の解雇を要求するような理事はいない。
@ENG:

@IDX:10154
@OFF:0x1168
@SPK:
@JPN:　何しろこの病院の経営者は……。
@ENG:

@IDX:10155
@OFF:0x11c2
@SPK:
@JPN:　俺なのだから……。
@ENG:

@IDX:10157
@OFF:0x12ae
@SPK:　　　　　肢体を洗う・おまけシナリオ
@JPN:　　　　エンド１　『金は殿下の回し者』
@ENG:

@IDX:10158
@OFF:0x137b
@SPK:
@JPN:　………………。
@ENG:

@IDX:10159
@OFF:0x13ad
@SPK:
@JPN:　…………。
@ENG:

@IDX:10160
@OFF:0x13db
@SPK:
@JPN:　……。
@ENG:

@IDX:10161
@OFF:0x1465
@SPK:
@JPN:　あ、あれ？
@ENG:

@IDX:10162
@OFF:0x147f
@SPK:
@JPN:　俺何してたんだっけ？
@ENG:

@IDX:10163
@OFF:0x14b3
@SPK:
@JPN:　部屋で目覚めた途端、妙な違和感に捕らわれた。
@ENG:

@IDX:10164
@OFF:0x14ef
@SPK:
@JPN:　既視感、喪失感、達成感……。
@ENG:

@IDX:10165
@OFF:0x151b
@SPK:
@JPN:　それらが織り交ぜられたような感覚。
@ENG:

@IDX:10166
@OFF:0x154d
@SPK:
@JPN:　夢の中で何かを成し遂げたのか？
@ENG:

@IDX:10167
@OFF:0x157b
@SPK:
@JPN:　だが、いくら考えても思い出すことができない。
@ENG:

@IDX:10168
@OFF:0x15c9
@SPK:
@JPN:　ふと時計を見る。
@ENG:

@IDX:10169
@OFF:0x15e9
@SPK:
@JPN:　もうバイトの時間じゃないか！！
@ENG:

@IDX:10170
@OFF:0x1617
@SPK:
@JPN:　や、やばい！　早く仕事に行かないと！
@ENG:

@IDX:10171
@OFF:0x165d
@SPK:
@JPN:　俺の仕事は病院の事務局の雑用だ。
@ENG:

@IDX:10172
@OFF:0x168d
@SPK:
@JPN:　副院長が無理してこの仕事をくれたんだ。
@ENG:

@IDX:10173
@OFF:0x16c3
@SPK:
@JPN:　その恩に報いるためにも一生懸命働かなくては。
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@SPK:
@JPN:　金を稼がないと。
@ENG:

@IDX:10175
@OFF:0x1731
@SPK:
@JPN:　俺の夢のために。
@ENG:

@IDX:10176
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@SPK:
@JPN:　俺の未来のために……。
@ENG:

